お互い似ていると結婚生活の満足度が下がる!?【恋愛コラム】

こんにちは、はしもとです。

ワクチンの副作用も収まり通常通り左腕は動かせるようになりました。まだなんとなく違和感はありますが。2回目の接種が怖くて怯えています・・・。

 

性格が似ているカップルは、結婚生活の満足度を下げる!?

ちょっと面白い心理実験を見つけたのでご紹介していきます。「似ている」ことが実は結婚生活にとっては正義ではない可能性がありますよ!

 

このつぶやきをまとめているのは、婚活プロデューサーSpoonはしもと。

北は札幌から南は鹿児島まで過去6年間で3,000件以上の街コンを企画運営してきました。また大学時代は心理学を専攻していたことから恋愛心理学にも精通しております。 

 

交際と結婚生活の満足度は違うの?

恋愛心理学の観点からお話しします。「似ていること」を付き合いたい相手に求めることは多いと思います。ですが、結婚生活では逆にネックになるかも、というテーマです。

 

結論:性格の共通点が結婚生活の満足度を下げる。

残念ながら心理学上ではこの結論が出ています。

 

共通点が多すぎるのも問題。違いも必要。

もちろん、共通点が多いこと自体は問題はありません。大事なのは部分的にでも「違い」がある方が良いということなのです。

 

実際の研究結果にも出ている。

心理学の実験で結果は出ています。アメリカ カリフォルニア大学のトバートレベンソン教授らの研究によると・・・

 

結婚12年を超えると、性格の共通点が満足度を下げる。

ある一定の時期からは、「性格の共通点」が「結婚生活の満足度」を下げているというのです。では、それはなぜなのか見ていきましょう。

 

恋愛のきっかけは似た者同士のことが多い。

少し番外編のお話から。世の中のカップルは「似た者同士」であることが多いです。

 

 

「類似性の法則」が働くから。

趣味や価値観、性格などが近しい場合、「自分と似たものに好感を持つ」ため、カップルになりやすいと言われています。

 

似た者同士がマイナスになることも。

ところが、長く付き合ったり結婚生活になると、それだけでは成り立たないことも出てきます。

交際や結婚直後は、ドーパミンが出ているので興奮状態で満足度は高いかもしれません。その時期が過ぎて落ち着いてくると、「似ている」だけでは乗り切れないことも多くなります。

 

「近親憎悪」につながってしまうことも。

場合によっては似ているが故に嫌い、つながりかねません。「似ている」だけで付き合っていると、こうした自体には対処できないでしょう。

 

恋愛心理的には、「相互補完」が大事。

恋愛心理学で言われている理想の結婚には「相互補完」が必要です。

 

相手の足りないものを補い合う関係が最強。

お互いに足りないものを補い合う。それが結婚生活に必要なのです。

 

似た者同士すぎると、穴を埋めきれない。

同じ性格で、同じ価値観だと、お互いの穴にそもそも気づけないこともあります。

 

壁に当たった時に乗り切れないことも。

問題に当たった時にきちんと対処できないこともあります。似た者同士が急に大げんかして別れるなんてこと身近にありませんか?

 

結婚も視野に入れるなら、お互いの「違い」も意識しよう。

「似ていること」は素敵なことだと思います。ですが、それだけでは乗り切れないものもあるということです。特に恋愛心理学では結婚生活では大変とされています。

 

「似ている部分」だけではなく、自分との「違い」にも目を向けてみましょう。すると、思いも寄らない相手の長所が見つかるかもしれませんし、それを知っていることで乗り切れる苦難もあるはずです。

 

逆に言えば、付き合いが長くなるとお互いがどんどん似てくると思いますが、それはどこかで歯止めをかけないといけないのかもしれませんね。